ABA-iDI


今とこれからを見える化します

ABA-iDI (ABA-indegrated Developmental Inventory) は,ABASaCが開発した,日本の文化に合わせたABAに基づく包括的な早期療育プログラムです。

乳幼児期から学童期までの子どもの様々な側面の発達や学習スキルを,領域ごとに,段階的にスモールステップで獲得していけるよう構成したプログラムです。

ABA-iDIによって,今現在何ができて,どこまで発達や学習が進んでいるのか,次に何を学習していったらよいのかを見える化することができます。


私たちは,これまでの10年間,VB-MAPP®︎やABLLS-R®︎,ESDM,The STAR Program,ポーテージプログラム,その他,国内外のさまざまな療育プログラムや発達目録,アセスメントルーツを参照しながら,それぞれの子どもたちの現状把握と介入プランの作成と進捗状況の評価をおこなってきました。

これらは,療育活動において大変役立った一方で,特にVB-MAPP®︎やABLLS-R®︎,ESDMなど欧米圏のプログラムの場合は,日本の言語や教育,文化などに合わず,使えない項目が多々あり,大幅な修正をしながら使用してきました。

 

例えば,エコーイック (音声模倣行動) の場合,英語文化圏とは全く違う,日本語のアセスメントやプログラムが必要でした。

読み,書き,算数領域においても,ひらがな,カタカナ,漢字,日本語の文法など日本独自の項目が必要でした。

表出言語 (マンド,タクト,イントラバーバル,エコーイック),理解言語においても,日本語の表現や文法を取り入れたアセスメントやプログラムが必要でした。

 

このような背景から,ABASaCでは,国内外の様々な早期療育プログラム,アセスメント目録,チェックリスト,領域別発達段階表などを精査し,日本の文部科学省の学習指導要領などとも照らし合わせながら,多様な領域に亘る,包括的な早期療育プログラムを作成しました。